太陽光発電への投資に興味を持つと「【表面利回り】と【実利回り】は違うのでは?」と疑問に思いますよね。
僕の再エネ投資ノートには、こう書かれています。
この記事を書いた僕のプロフィールはコチラ→30代で【うつ病→失業→その後】なんとか生きてる【僕のノート】プロフィール
当ブログには、広告が含まれていますが、僕が実際に使っている「おすすめサービス」のみ紹介しています。
【産業用】太陽光発電の「表面利回り」と「実利回り」
太陽光発電にも「表面利回り」と「実質利回り」があるよ
不動産投資では、「表面利回り」と「実際の利回り(実利回り)」がありますが、太陽光発電投資も同様です。
ただ、経費等を差し引いた実際の利回りである{実利回り}が高くなりやすいのは、太陽光発電投資の方です。
<太陽光発電の利回り計算方法>
・表面利回りとは?→20年間の総売電収入(3000万円)÷投資額(1500万円)÷20年間×100=10%
・実利回りとは?→20年間の総売電収入(3000万円)÷{投資額(1500万円)+20年間のランニングコスト}÷20年間×100=7~8%
「表面利回り」が高くても、実際の利回りである【実利回り】が高くなければ意味がないものね
太陽光発電は「表面利回り」と「実利回り」の差が少ないから簡単だよ
【投資用】太陽光発電の表面利回りとは?計算方法
太陽光発電の表面利回りは「20年間の総売電収入÷投資額÷20年間×100」で計算されます。
日本全国で売りにでている中古発電所を検索できる《公式》タイナビ発電所はココ!土地付き太陽光発電の投資物件検索サイトでは、各発電所毎に、利回りが表示されていますが、表示されている利回りは「表面利回り」となります。
土地付き太陽光発電所を検索できるタイナビについては、以下の記事が詳しいです。
・太陽光の中古物件が買える【おすすめ売買サイト3つ】僕の経験談
販売されている発電所は、表面利回りが10%程になる価格設定で売られるため、どの発電所も「表面利回り10%程」となりやすいですが・・
なかには、表面利回り13%前後のお宝物件中古物件もあったりするので、僕は、定期的にタイナビをチェックしています。
【投資用】太陽光発電の実質利回りとは?計算方法
重要なのは「実利回り」の方だよ
太陽光発電投資の実利回りは「20年間の総売電収入÷{投資額+20年間のランニングコスト}÷20年間×100」で計算されます。
太陽光発電投資の表面利回りには{20年間のランニングコスト}が含まれていないわけね
他にも{接続費用}が含まれていなかったりするから注意が必要だよ
太陽光発電の実利回り計算で含める必要がある費用には、以下のものがあります
※売上である「売電金額の計算方法」は以下の記事で。
・太陽光発電投資とは【儲かる仕組みとリスク】個人でやって採算とれる?
業者が収支シュミレーションをくれるけど、以下の項目と照らし合わせが必要だよ
業者が出してくる収支シュミレーションを、そのまま信じるのは危険なわけね
・太陽光発電事業【設置業者の選び方】悪質業者の見抜き方も!大手が安心
土地代
土地代金は、物件によって「土地の買取」もしくは「20年の賃貸契約」と異なります。
土地を借りる場合、地代の目安は、約50kwの発電所の時、年間10~15万円です。
土地を購入する場合は、土地代金が表面利回りの計算に入れられている場合もあり、土地代金の目安は約50kwの発電所の時、200~300万円です。
利回りに「土地代金が含まれているか?」を必ずチェック!
土地の造成費用
土地が、デコボコしていたり、強度が弱かったり、木が生えていたりする場合、土地の造成費用がかかります。
土地によって、造成費用は大きく変わることになります。
大手の{発電所の売買サイト}であるタイナビでは、造成費用が販売価格に含まれいる場合がほとんどであり、つまり表面利回りの計算に含まれているケースが大半です。
完成されている発電所を買う場合は、造成費用が販売価格に含まれているから気にしなくていいよ
自分で手配した土地に太陽光パネルを設置する場合は、造成費用のことまで考える必要があるわけね
土地によっては造成費用が高くなるケースがあるので、以下の記事で{造成費用を抑える方法}をチェックするのがおすすめです。
・【投資用】太陽光発電の価格の目安「いくらで買える?」利回りの見方も
連携負担金
発電した電気を売るには、電力会社の電柱へと電線で繋げる必要があり、そのための費用を電力会社に支払います。
それが連携負担金ですが、目安は、約50kwの発電所の時、30万円程です。
なお、連携負担金は、1番最初の電力会社との接続の時にかかる、1回だけ必要な費用となり、表面利回りの計算に含まれていない場合もあるので要注意です。
電柱の位置などによっても金額が変わるのが連携負担金ね
既に稼働済み・・売電が開始されている中古物件の場合は、造成費用も、連携費用も、コミコミでの販売価格、及び表面利回り計算となっているので、わかりやすいですね。
・太陽光の中古物件が買える【おすすめ売買サイト3つ】僕の経験談
中古物件の中には、たまに{お宝物件}が混ざるから、販売サイトをチェックしてみて
建設費用(パネルや架台の代金)
主役である太陽光パネルや、パネルを置く架台、それにパワーコンディショナーなどの値段(機械代金)、及び、設置するための施工費用(人件費)が、太陽光発電投資の主な出費になります。
目安は、約50kwの発電所の時、1000~1300万円程です。
販売されている発電所を買うのではなく、自分で発電所を作る場合、施工を頼む業者や「どのメーカーの太陽光パネルを使うか?」によって金額が変わるため、通常は相見積もりをとり値下げ交渉等を行うことになります。
相見積もりをとる場合は、以下の記事がおすすめです。
・投資用!太陽光発電の【おすすめ見積もりサイト】安く設置する方法も
また、{発電所の売買サイト}で売られている発電所の価格には、この建設費用は全て含まれています。
土地がない場合は、発電所の売買サイトで土地付き発電所を買うのもおすすめ
完成物件を買う方が、手間暇かからず時給は高いわね
固定資産税
土地を購入するケース含め、土地が自分の土地の場合、固定資産税がかかります。
目安は、約50kwの発電所の時、年間5万円程度ですが、固定資産税の額は場所によって金額が決まるので、役所の固定資産税課に問い合わせをし、予め調べておくのがおすすめです。
基本的に田舎の土地の方が固定資産税額は安くなります。
太陽光発電所を作ると、税制上の地目が変わって、ただの空き地だった頃より固定資産税が高くなるケースがあるよ
発電所にした後の「固定資産税額」を役所に確認する必要があるのね
なお、土地契約が「買取」ではなく「賃貸」の場合は、固定資産税の支払いはありません。
賃貸の場合、固定資産税を払うのは土地の所有者だからです。
パワーコンディショナーの交換費用
10年に1度、パワーコンディショナーの交換を行う必要があります。
交換費用の目安は、50kwで30万円程であり、表面利回りには含まれていない【絶対に必要となる経費】となります。
草刈り等のランニングコスト
草刈りを、シルバー人材センター等に外注する費用や、セコムやアルソックなどセキュリティーを入れる場合は、セキュリティー費用・・
「売電保証」など手厚い各種保険もあるので、保険に加入する場合は、保険料がかかります。
ただし、土地造成の時点で雑草が生えないようにするのが一般的であり、また50kw程度の発電所にはセキュリティーを入れないのが普通なうえ、保険に入らなくてもパネルの10年保証が最初からついているケースが多いので、これら費用は発生しないケースもあります。
・産業用太陽光のメンテナンス項目3つ【多い失敗事例】かかる維持費も
遠隔の監視システム(サービス)
売電の異常(パワコンのトラブル等)を遠隔で監視し、問題が発生したら、すぐに駆けつけて修理してくれるサービスを提供している会社もあります。
それらサービスに加入すると、費用がかかります。
サービスに加入しない場合は、毎月、電力会社から送られてくる売電明細で「異常がないか?」をチェックしたり・・
現地まで行って、パワーコンディショナーのメーターのチェックを行って「異常がないか?」をチェックする必要があります。
機械だから、たまに不具合が出る場合もあるよ
機械トラブルに気がつかずにいたら、売電収入を損しちゃうわけね
産業用太陽光発電の実利回り計算「具体例」
約50kwの太陽光発電の場合、実利回りの計算方法は、以下のような計算となるケースが多いです。
売電収入(50kw)
年間の発電量70000kw×19円=1,330,000円/年となり・・よって20年間の総売上額は26,600,000円となります。
※買取価格19円の場合。
初期投資額
建築費用や、電力会社との連携費用、土地購入の場合は{土地の購入費用}が初期費用となります。
建築費用1170万円、連携費用30万円、土地購入費用200万円の時、合計で1400万円です。
20年間のランニングコスト(経費)
固定資産税や、10年に1度のパワコンの交換費用などがランニングコストにあたります。
太陽光発電投資の表面利回り/実利回りの目安
これらを計算していくと、表面利回りは10%程度となるケースが多く、実利回りは7~8%程度となる物件が標準です。
当然、発電所を買う時の価格が下がれば(値下げ交渉が上手くいけば)、表面利回りも、実利回りもアップします。
また、稼働させてみると、実際にはシュミレーションより、よく発電する!というケースも多いです。
まともな業者は、後から客よりクレームを言われるのを避けるため、控えめなシュミレーションを客に提示する傾向があるからです。
太陽光発電投資で失敗しないコツは、1にも2にも{業者選び}だよ
まともな信頼できる業者さえ選んでおけば、安心なのが太陽光発電投資ね
まともな大手企業は、{信頼されること}と{信頼を失わないこと}を大切にしているので、表面利回り10%程度、実利回り7~8%程度の物件の販売をしてくるし、後から「実は違った。話が違う!」なんてこともないでしょう。
一方、怪しい業者は{利回り16%}などと、魅力的な利回りで販売してくるかもしれませんが、実利回りは、実は低かったり、アフターフォローがなかったり、手抜き工事のせいで、5年後くらいには、パネルの角度が微妙に変わってしまったり・・などなど、不都合や不具合がでる可能性があるので注意が必要です。
怪しい零細企業が提示してくるシュミレーションは鵜呑み的に信じちゃダメだよ
太陽光の収支シュミレーションは、ちょっと数字をいじるだけで、利回りを簡単に変えることができますものね
太陽光発電の利回り計算の注意点→業者が提示する収支シュミレーションは疑ってかかること。自分で1度、計算してみること。
実利回り7%ならソーシャルレンディング
なお、実際の利回り7%ならば、ソーシャルレンディングで太陽光ファンドに投資する方がメリットが多いです。
ソーシャルレンディングの太陽光発電ファンドも、利回り7%程度だからです。
ソーシャルレンディングは、スマホをポチっと押すだけで、簡単に投資が完了して、後は全自動で毎月、分配金が入ってきます。
ソーシャルレンディングは1万円から投資可能なため分散投資が可能ですし・・手間暇考えたら、圧倒的にソーシャルレンディングの方がおすすめです。
現金で投資するならソーシャルレンディングがおすすめだよ。
銀行借入で投資できるから太陽光発電の実物への投資は魅力が出てくるわけね
僕のメインの投資先であるソーシャルファンディングについて以下の記事が詳しいです。
・ソーシャルレンディングとは?高利回りの仕組みやリスク【おすすめ会社も】
ソーシャルレンディングには、水力や風力などの再エネ投資ファンドや、不動産投資ファンド、世界中の債券に投資するファンドなど、儲かるファンドに1万円から気軽に投資することができます。
収入額を増やすのが投資の王道
太陽光発電投資も魅力的ですが、基本となるベース収入を増やすことが投資においても有利に働きますよね。
収入が増えると投資資金も増えることになるからです。
収入を増やすには、転職はもちろん、副業や投資が効果的であり、以下の記事が詳しいです。
・資産運用の始め方!最初はソーシャルレンディングがおすすめな理由
・転職エージェントおすすめ比較ランキング【20~30代男女編】口コミや評判も
・【既卒/第2新卒】就職エージェント比較ランキング!おすすめは?
なお、おすすめの投資先含め、資産運用は以下の記事で。
・「初心者向け」少額で始める資産運用の方法【おすすめ運用先】稼げるよ
まだ、ソーシャルレンディングと、システムトレードについて、きちんと調べたことない場合は、僕みたく食わず嫌いで機会損失しないために1度、確認してみるのがおすすめです。
・ソーシャルレンディングとは?高利回りの仕組みやリスク【おすすめ会社も】
・株/FXシストレとは?始め方【おすすめ会社や目安資金額】初めての初心者入門
なお、最新の【株/FXの取引】を、僕の資産運用ノートや、ツイッターで公開中です!
ツイッター内で「僕のノート」で検索すると出てきます。
ブログ僕の資産運用ノートでは、カテゴリー内にある【取引記録】に最新結果があります。
ユーチューブでも、やっています!
ユーチューブ内で「僕のノート」で検索すると出てきます。
スポンサードリンク
よく読まれている記事
【人気】 はじめに【僕の再エネ投資ノート】のブログの説明です!
【人気】 太陽光の中古物件が買える【おすすめ売買サイト3つ】僕の経験談
【僕のノートシリーズ】は、僕がノートに書き込んできた「学校では教わらない大切なこと」をシェアさせて頂いているブログです。